「Zenith」歌詞に出てくる言葉調べてみた

公開日:2022/12/28 14:15
最終更新日:2022/12/28 14:15

KARAKURIの1stミニアルバム「Re:SONANCE」に収録されている「Zenith」。
かっこいい曲なのですが、難しい言葉や感じがいっぱい出てきて、語彙力無い僕には歌詞読んでもよく分からなかったので、調べていこうかなと思います。
また、普通知ってるような単語でも改めて知ることは大事たと思うので、そういう単語も調べていきます。(僕が知らないなんて口が裂けても言えない)

考察は僕苦手なのでだれかに託します。意味だけ…ね?

1番

得てして偽善以前 理想の傀儡(かいらい)
得てして

ある事態になる傾向のあるさま。

偽善

"うわべ"をいかにも善人らしく見せかけること。行為。

傀儡

あやつり人形。

独り善がりが這い出して
這い(はい)

赤ちゃんのはいはいの這い

突き立てられる錆びついた凶器


上っ面の慈愛
上っ面

上面(うわつら)の促音添加(ちいさいつを付けた言葉)
上面・・・本質から離れた外面的なもの

慈愛

弱い者に恵みや心をかけて大切にすること。心。

快 不快 でさえもない
原初の理論で排他して
原初

物事のいちばんはじめ。原始と同じ(だと思う)

排他(はいた)

自分の仲間以外の者すべてをしりぞけて受け入れないこと。(仲間はいいんだね)

染まれるほど 密度のない
透明な相(あい)を 守った
相(あい)

ものの外見。人相。
愛と掛けている?。

凪ぐ水面(みなも)に 波を立てた焔(ほむら)も
凪ぐ(なぐ)

風がやんで波が鎮まる様子。

妬み・怒りなどの激しい感情や欲望で燃え立つ心をたとえていう語。
もちろん、炎という意味も

常ならぬと
常ならぬ

普通ではない。いつもと違う。
古典文法により未然形接続になっているため、「常ならず」⇒「常ならぬ」

縛る糸を識る運命(さだめ)なら
識る(しる)

認識する。
「知る」との違いは認知するか認識するか。

Still I sing
Still I sing

それでも私は歌う。

いざ揚々最果てへと 何もかも脱ぎ去って
揚々(ようよう)

特異なさま。誇らしげなさま。

十六夜(いざよい)の無い世界で 何者も触れない様に
十六夜(いざよい)

旧暦で十五夜の次の日。また、その夜の月
「いざ揚々」と掛かってるね。

何者

あらゆる人。いかなる人。

望むなら開けてみせて Cipher
Cipher(サイファー)

暗号、暗号を解くカギ

鍵は隠しておいたの
確かなものだけでいい
がらんどうに築く Zenith
がらんどう

広々としてがらんとしている状態

Zenith(ゼニス)

頂上

2番

然れども依然 貴賤 烏合の泥濘(でいねい)
然れども(されども)

そうではあるが。しかしながら。

依然

元のままであるさま。

貴賤(きせん)

身分の高いものと低いもの。とうといことと、いやしいこと。

烏合(うごう)

統一も規律もなく集まること。

泥濘

ぬかるみ。

チープな戯れ歌 謳歌して
チープ

英語でcheap。安っぽい

戯れ歌(ざれうた)

こっけいな内容の歌(和歌)

謳歌(おうか)

声をそろえてほめたたえること。

蠱毒のような喰らい愛 繰り返す
蠱毒(こどく)

毒を与えること。害すること。
古代中国の呪術

喰らい

「食べる・飲む」の雑な言い方

脈ナシの自浄
自浄

自らの働きだけで汚れ・悪い部分を取り去ること。

差異 微細 見逃さない
差異

違い

微細

きわめて細かなこと。

ルーラー気取りの門外漢
門外漢

専門でない人。直接それに関わっていない人。

かき乱した 世情だとか
世情

世の中の事情。

千言万語(せんげんばんご) 興味はない
千言万語(せんげんばんご)

多くの言葉を費やして、あれこれ述べること。

眩む空に 跡を描いた先駆者の
眩む(くらむ)

目先が暗くなる。暗む。

浅き夢を
消し去るように空虚を歌った
空虚

何もないこと。空っぽ。

Say my sin
sin


いざ舞えよ最終端に 咲く石楠花のように
石楠花(しゃくなげ)

ツツジ科ツツジ属の花。
花言葉は「威厳」「荘厳」で意味は堂々としておごそかな様子

誘うよう彩を見せて 錯綜する常夜のネオン

ようす。すがた。

錯綜

複雑に入りまじること。

常夜(とこよ)

永久に変わらない世界

後ろ髪を引かれても Dismiss
Dismiss

却下する。はねつける。

赦しなど請わないわ
赦し(ゆるし)

罪・過失などをとがめないこと。

請う(こう)

許可をもらう。

昨日に生きたくはない
昏い過去を穿つ Zenith
昏い(くらい)

光が弱い。光が少なくて物がよく見えない。

穿つ(うがつ)

つきぬく。突き抜けて進む

Zenith(ゼニス)

頂上

深い深い 幽世(かくりよ)の海原が
幽世(かくりよ)

永久に変わらない世界。常夜と同じ。

海原

ひろびろとした海。

遠く遠く 現世(うつしよ)も覆い尽くす
現世(うつしよ)

現に生きている今の世界。

3番

いざ揚々最果てへと 何もかも脱ぎ去って
十六夜(いざよい)の無い世界で 何者も触れない様に
望むなら開けてみせて Cipher
鍵は隠しておいたの
確かなものだけでいい
がらんどうに築く Zenith

1番のサビと同じ

後ろ髪を引かれても Dismiss
赦しなど請わないわ
昨日に生きたくはない
昏い過去を穿つ Zenith

2番のサビと同じ

さいごに

いやー難しい。
結局はよく分からなかったけど、
「暗い世界にいた自分が、周りの邪悪に屈せずに頂上を目指していく」
的な歌詞なのかな。だれか教えてください(^▽^)/